最新情報

第2回公判について
2009/03/14

 お久しぶりです。松浦社長に心を打たれた管理人こなゆきです。

 一昨日行われた小室さんの第2回公判で、エイベックスの松浦社長と千葉副社長が情状証人として発言してくださいました。 最近は小室さんとは疎遠になっていた両名ですが、いざという時、こうして証人として法廷に立ってくれることがとても嬉しかったです。 また、発言の中からも、小室さんへの想いがひしひしと伝わってきました。

 小室さんがいなければ今の自分も会社もなかった。 ELTやEXILE、浜崎あゆみ、倖田來未なども小室さんなしには生まれなかった。 小室さんは僕の恩師です。(松浦社長)

 ピアノを弾く小室さんの姿を見て、一緒に音楽を作った昔の事を思い出し、支援を決意したという松浦社長。 私は、松浦社長は小室さんと運命を共にする覚悟なんじゃないかなって思いました。 以前、松浦社長は自身のブログで多額の債務があることを明かしています。 また、証言の中でも、工面してお金を用意したとありますから、相当の覚悟・決意があることは容易に想像されます。

 小室さんは過去を振り返ってよく「裸の王様だった」と表現することがありましたが、先ほど触れた松浦社長のブログには、このことにリンクするような内容が書いてありました。

NOと言ってくれる人がいかに大切であるか
間違いを指摘してくれる人がどれだけ大切か
そしてそれを素直に聞く自分でいることがいかに大事か

 千葉副社長の証言に「『よろしくない人たち』が(小室さんの)周りにはびこるようになった」とありましたが、その頃は誰も「NO!」と言ってくれる存在がいなかったんだろうなと思います。 けれど、今は違う。 今までいた周りの人間が一掃されたことに加え、千葉副社長がこう言ってくれている。

 小室さんが自宅に来たときに『2人の関係が変わることがある。僕は教育者となる。悪いことは悪いといい、守れなければ出ていってもらう』と話しました。(千葉副社長)

 本当に、こういう風に言ってくれる存在がいると言う事は、ありがたい事ですよね。
 一方、千葉副社長にとっては辛い言葉だったと思います。 恩師的な存在だった小室さんとの立場を逆転させなければならない。 相当の決意を持って言った、重みのある言葉だったと思います。

 去る11月4日。 私は、あの日から凄く落ち込んでいました。 何でも知っていると言わんばかりに話すテレビのコメンテーター。 それを観て知った気になり嬉々として伝えてくる人。 実刑は免れないだろうとか、もういい曲は作れないだろうとか、みんな言いたい放題。
 入ってくる情報にうんざりして、テレビを捨てました。 何もする気が起きなくて、しばらく週末は引きこもりました。 それこそ、「真っ暗な希望なき明日」。

 そんな中、とても勇気付けられる出来事がありました。

 一つは、12年ぶりに再演されたミュージカル「マドモアゼル・モーツァルト」。
 この作品は、小室さんが音楽を手がけた作品。 事件があって公演中止も危ぶまれましたが、「事件と作品は別。小室さんは素晴らしい楽曲を書いている」という音楽座の皆様の強い思いで上演が決定されました。
 こうして上演された作品は、とても素晴らしかった。15年以上も前に作られた楽曲が、今こうやって輝いている。 あまりの感動に、涙が溢れそうでした。もう一度、前を向いて歩いてみよう。この作品を通じてそう思えるようになりました。

 そしてもう一つ、応援してくれる人の存在。
 松浦社長・千葉副社長のように、支えてくれる人がいる。 純粋に音楽の素晴らしさを受け止めてくれる人がいる。 「待ってるよ」と言ってくれる音楽仲間がいる。 ファンも待っている。

 公判記事の写真で見る小室さんは、憑き物が落ちたような、とてもスッキリした表情をしているように思えました。 それがちょっぴり嬉しかった。なんだか安心しました。
 ・・・とはいえ、裁判はどうなるか分かりません。 法律のことも分かりませんし、何がどう影響するかも分かりません。 けれど、何とかしたい、微力でも何か力になりたい、そういう想いでいっぱいです。

 週末、小室さんへ手紙を書こうと思います。嘆願書の署名も。
 これまで音楽で私を支えてくれた小室さん、そして小室さんを応援してくださっている皆様への感謝の気持ちを込めて。